念願のフェレットをお迎えし、一緒の生活を楽しんでいることでしょう。
そんな中、飼い主さんを悩ますのが「噛み癖」です。
噛み癖には個体差がありますが流血するほどの強い噛みはしつけをしなければいけません。
今回は赤ちゃんフェレットの、噛み癖を直す3つの方法をまとめました。
赤ちゃんフェレットの噛み癖を直すポイント
赤ちゃんフェレットの噛み癖を直すには、以下のポイントを押さえたしつけが必要です。
- 長期戦を覚悟する
- 叱るときは短く一喝!
- 普段はたっぷり愛情を示してあげる。
時間はかかりますが、必ず噛み癖は改善されます、安心してください。
諦めずにしつけを続けてください。
1:長期戦を覚悟する
これは飼い主さんに持って欲しい心構えです。
噛み癖は数日で治すのはほぼ無理です。
元々フェレットは他のペットに比べ野性味が強い動物です。
早くても数ヶ月~1年単位で、ゆったりとした心構えで行ってください。
また、お迎えしたばかりのころはおやつをあげたり遊んだりして、新しい環境、飼い主さんは信用できる存在である事を教えてあげましょう。
フェレットの噛みの理由として、不安感が大きいのかもしれません。
2:叱るときは短く一喝!
しつけ方法として、噛みついたらすぐに、首根っこを持ちもう片手で下半身を持って支えます。
目をみて一喝大きく、「ダメ!」「いけない!」「ノー!」等と予め決めた叱り言葉を言いましょう。
そして、無言でケージに戻して数分放置してください。
これを繰り返すことで、「噛んだら楽しい時間が終わる、飼い主さんが冷たくなる」と少しずつ認識してもらいます。
また、叱るときは名前を呼んではいけません。
名前=嫌なこと と関連づけられると、呼んでも来なくなってしまいます。
また、鼻ピンは怪我をさせてしまうおそれがあるので、推奨しません。
3:普段はたっぷり愛情を示してあげる。
噛み癖を直したくて、接する度に噛み癖のしつけばかりだと、フェレットも人間を嫌いになってきます。
楽しいこと7、しつけ3くらいの割合でフェレットにも飼い主さんにも、一緒にいることを楽しんで欲しいと思います。
ねこじゃらしのようなおもちゃで遊んだり、おやつを手渡ししたりしてコミュニケーションを普段からしっかり取りましょう。
噛み癖はファームによる影響が大きい
フェレットの噛み癖は、生産されたファームで大きく差がでます。
というのも、ファームによって、親から離す時期が決まっており親から離す時期が早いほど噛み癖が出やすくなっています。
一般にマーシャルフェレットは噛み癖が少なく、カナディアンフェレットは、噛み癖のある個体が多い傾向です。
噛み癖をしつける自信がない人は、噛み癖が少ないファームから、フェレットをお迎えするようにしましょう。
ファームと噛み癖についてはこちらも参考にどうぞ↓
■フェレットの種類・特徴とお迎え価格の相場まとめ
■フェレットの噛み癖と噛むようになった場合の対処法この3つで解決!
赤ちゃんフェレットの噛み癖を直す3つのしつけ方法まとめ
- 噛み癖はファームによって差があります。
- 噛み癖を直すには、飼い主さんの根気とフェレットへの愛情が不可欠です。
- 叱るときは短く一喝してケージに戻しましょう。
- 時間が経っての叱りは効果ありません。
フェレットの噛み癖のしつけは、誰もが悩むポイントではないでしょうか。
特に赤ちゃんフェレットは噛む力加減がわかっていない、実は環境に慣れていないといった事もあるので「何故噛むのか」といった理由も考えてあげる必要があります。
まずは沢山遊んで手からおやつを受け取れる関係を築きましょう。
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